明樂林記念礼拝堂 (キリスト教)

近所の神々(宗教施設)

明樂林記念礼拝堂 (キリスト教)

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【施設の説明】
生田神社の西側を山側に登りホテルモントレ手前を西に折れ真っ直ぐ進むと山側にレンガ貼りのシックな建物が明樂林記念礼拝堂(神戸中華教会)です。
1951年、現在の地に国内では初で中国人のためのキリスト教が建てられました。

神戸基督教改革宗長老会の公式ホームページ
http://kbchinesechurch.visithp.com/index.html
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【お祈りの仕方】
毎週日曜10:30からとり行われ、誰でも礼拝に参加でき、聖書と賛美歌の貸出しが可能です。礼拝は中国語と日本語のバイリンガルで行われます。

【宗教の説明】
ここではキリスト教の説明ではなく、神戸基督教改革宗長老会の説明にとどめます。キリスト教については別途記述します。

教会の創立者ウィルフレッドC.マクラリン牧師は35年間中国江蘇省連雲港にてキリスト教宣教活動を行っていましたが、中華人民共和国成立後に宣教師活動が取り締まられたためアメリカへ帰国する途中に神戸に立ち寄り日本に来ている華僑に伝道し、神戸を中国大陸伝道の足場とするため教会を建てました。
神戸において華僑に対し宣教活動をするも厳しく、1955年中国人牧師を迎え宣教活動を行うがやはり厳しかった。1958年台湾から二代目の中国人牧師を招致しました。その牧師は中国の民間信仰や伝統習慣を尊重し、華僑にとって納得できる融合した雰囲気を作り上げました。例えば孔子の儒教を引用し聖書やキリスト教を解説し、また中国、台湾民族化した賛美歌を礼拝中に使用し、結婚葬儀など儀式においても華僑の文化・伝統・習慣に適応しました。このように神戸に土着化した融合宗教文化が生まれました。
【付帯情報】
神戸基督教改革宗長老会会員はほぼ台湾系の華僑ですが、大陸系の華僑の会員も増え続けています。現在は神戸華僑が半分、中国大陸と台湾からの留学生、国際結婚者です。

【旅人目線】

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毎週日曜の16:00からは英語と日本語のバイリンガルの礼拝が始まります。ここには多くの国籍のキリスト教信者や、そうでない外国人というコミュニティを求めてくる在住外国人が集まります。そしてここの特徴としてはドラムセットやギターの生演奏でみんなが歌ったり人によっては踊ったりするゴスペルの時間が最後の方(18時前頃)に盛り上がります。

神戸バイブルフェローシップ(KBF)の公式ホームページ
https://www.kbfweb.org/

【施設概要】
施設名称:明樂林記念礼拝堂
設立:1951年
住所:神戸市中央区中山手通2丁目3-3
連絡先:078-331-9057
地図:


ミナト神戸の宗教とコミュニティー (のじぎく文庫)

コメント

  1. […] 。1949年に米国人宣教師ウィルフレッド C.マクラクリン牧師が、元町に日本改革派教会元町伝道館を開いたのが始まりで、現在の神戸基督教改革宗長老会の明樂林記念礼拝堂に至ります。 […]

  2. […] 明樂林記念礼拝堂 (キリスト教) […]

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